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Canokoto2022~1年の活動~

株式会社Canokotoは,2023年4月より3期目がスタートしました。
…3期目とはいっても,1期目は実質1週間なので,実際には1年目が終わったという感覚です。
2022年度1年間,Canokotoはどんな活動をしていたのかをまとめてみました。

大きく括ると,以下の5つになります。

1)企業向けコンサルティング

お声がけいただいた会社さまの,人材育成という側面に対して,半年~1年間にわたり伴走をしました。

【取り組みのプロセス】

  • 社員の皆様と1on1…お一人お一人と話をさせていただき,どんな価値観や強みを持ったスタッフの皆さんがいるのかを把握
  • 課題の抽出…1on1で把握したメンバーの特性を俯瞰し,チームとしての強み・弱みを抽出
  • 課題に対する打ち手の提案,実行の伴走…経営者や人事担当の方と相談しながら,何に取り組むかを考え,実行。例えば,中堅層の底上げが必要な場合は,中堅層の頑張りが評価されるような評価・報酬体系を整理し,中堅層向けのビジネス研修を提供。加えて,社員さんへも個別に声掛けし,仕事上ボトルネックになっている部分を共に整理,具体的なアクションへと落とし込む。また,個の力が強いチームの場合は,それぞれの力が束になればよりチームとして強い力が発揮できることを経営層にお伝え,ビジョン・ミッションを改めてアップデートし社員への浸透を促進,チームビルディングのための研修を提供。

≪ポイント≫
□会社それぞれの課題に寄り添うような形でカスタマイズし,伴走をしています。
□個人とチームの両方の視点を行き来し,どちらかに偏り過ぎないようにサポートしています。

2)個人向けキャリアコンサルティング

個人の方のキャリアや仕事に関する相談をお受けしました。
目の前の業務についての整理から,中長期的なキャリア設計などをお手伝い。日経クロスウーマンの記事を読んで,ご連絡をくださった方もいらっしゃいました。私自身の会社員や管理職,ワーキングマザーとしての経験をエピソードとして散りばめながら対話させていただいていますが,結果として,20代後半~30代の中堅層や女性の方の相談を受けることが多かった印象です。
プライベートでは,経営者の方とお話させていただく機会が多く,この対話が面白い!こちらも何かお仕事として取り組んでいきたい…と考えているところです。

≪ポイント≫
□単発より複数回にわたり継続させていただくほうが,双方にとってよい対話の時間になっています。
□私の役割は,整理する/別の視点を投げ込む/選択肢を増やす係です。その上で,選んだり,行動したりするのは相談者の方です。

3)研修・セミナー講師

研修会社から依頼を受けての講師登壇や,企業向けの研修の企画・設計を行いました。
2022年度は依頼先の意向を踏まえてのお仕事がほとんどでしたので,2023年度はアクティブブックダイアログ(r)や脳傾向性分析のアセスメントなど,型を上手く活用しながら,自ら開発したプログラムでの研修提供を積極的に行っていきます。

≪ポイント≫
□対話やグループディスカッションを取り入れ,双方向性やアウトプットを意識した研修を行っています。
□内容としては,キャリア・自己分析/数学的思考術/チームワーク/タイムマネジメントなどを中心に提供しています。

4)司会業など

実は,お客様がお客様を呼んでくださっているのが,声のお仕事。元々持っている声質に加え,バクっとしたご依頼や急な変更にいい感じで対応してもらえそうな安心感でお仕事が繋がっている印象です。さらに,トークセッションのファシリテーションなど,話の内容の具体化・概念化×即興性が求められる場面が,私ならではの価値が発揮できていると感じています。ここに,自分の得意なコンテンツを掛け合わせて,特に岡山においては唯一無二の存在を目指して,精進します。
これまでは「本業ではない」と自虐的にネタにしていましたが(笑),2023年は「本業」としてしっかり取り組みます!

≪ポイント≫
□企画の柔らかい段階から入ります。
□その場の話題を深めたり,広げたり,ずらしたりします。

5)数学に関するお仕事

大きく2種類の仕事をしています。

①高校で数学を教える…週に1回非常勤講師として高校で数学を教えています。
この時間は私にとって重要な時間です。
◆教育や数学とダイレクトにつながる時間
◆数学に苦手意識を持つ高校生に数学を教えるという,アウェイ感半端ない時間をどう工夫するかの実践の時間
◆リアルな高校生と継続的に接触ができる時間
…ここからの気付きによって,先の4つのお仕事に新たな視点やアイディアが提供されています。

②数学の原稿の校正…実は,この校正に没入する時間が好きで,前職の時に数学編集者に戻りたいと上司に懇願したほどですw。サバティカルタイム中,一番最初に頂いたのも校正のお仕事でした。私としてはセカンドキャリアのスタートを支えてくれた大切なお仕事です。
…ただ最近は,まとまった時間が取りにくくなってきたことに加え,ミスを出せないという緊張感に耐えられる集中力が落ちてきたこともあり力不足が否めません。

以上,1年間のお仕事をつらつらと書かせていただきましたが,
これらのお仕事の背景にある私の思考や志向を,次の記事で整理します。

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