古巣のベネッセコーポレーションにて,キャリア1on1をさせていただきました。
高校生向けの教材の編集をしているチームの若手メンバーの希望者の方と,1対1でお話ししました。
元々いた職場ですので,商品名や業務内容などの知識があるということに加え,
私が新卒で配属された部署であり,20数年前の自分の経験値もある。
(環境は大きく変わっているので,あくまで参考程度に…(;’∀’))
ベースとなる知識があったことで,相手の方の状況理解がスムーズに進んだことは,
相談される方にとっても,私にとってもプラスでした。
【参加者の声】
・社外かつ内部事情はある程度わかるというフラットな立場で参加いただけたのも非常によかったです。
・社外の方との面談は状況説明に時間をとられることが多いのですが,共通言語をもっているからこそ,
こちらの相談の意図をすばやく汲んでいただけるのも大変ありがたかったです。
・キャリアを考えるうえで,なんとなく「スキル」や「スペック」「条件」にばかり目がいきがちだった
のですが,お話しをする中で,もっと自分の性格や内面と向き合う必要があるな,と思いました。
・上長以外とキャリアについて話したことがなかったので,自分の中でこんがらがっていたしまっていた
考えをすっきりさせることができ,今後自分がやりたいことが明確になりました。
・自分自身が何を不安に感じているのか漠然としていたなかで、不安事項の明確化や新しい部署での自分
の価値に見出し方など中嶋さんのご経験からいろいろとお伺いでき、4月から少し前向きに新業務に取り
組むことができそうです。
仕事やキャリアに対するモヤモヤの言語化のお手伝いや,
その向き合い方の選択肢の提示など,個々人への寄り添いがメインではありますが,
一定数の人数(今回は13名の方)とお話しすると,
チームのメンバーの特性やモヤりの共通点などが見えてきました。
今回,チームとしてこの取り組みを導入いただいたことで,
個への寄り添いと,チームへのフィードバックの両方が実現できました。
今回得たものを元に,このチームに共通言語として持っておいてもらうとよいことが見えてきましたので,
共通言語については集合型でのセミナーでお伝えし,個人への紐づけについては引き続き1on1で落とし込む,
という1つのモデルなりそうです。