仕事のある人生を楽しむために,仕事との向き合い方をアップデートしよう!というコンセプトのもと,
ダイヤ工業の女性社員の有志の方向けに,月1×6回シリーズで『ワークスタイルアップ研修』を企画。
7月で3回目。今回は「論理的に考える・伝える」がテーマでした。
他者と関わりながら仕事をしていく中で,
コミュニケーションは欠かせません。
相手に自分が考えていることを適切に伝えるためには,
同じ景色が見えるように,
考えていることを構造的に整理し,
わかりやすい言葉で伝えることが欠かせません。
その時に,強い味方になるのが「論理」と「数字」です。
…はい。ここで,「あ,苦手なヤツ」と心のシャッターを下ろした方。
ぜひシャッター開けて帰ってきてください(笑)
論理とは,『〇(塊)』に分けて,『→(矢印)』で繋げることです。
説明したいことを,いくつかのパーツに分ける。
そして,そのパーツを接続詞でつなげればよいのです。
数字も強い味方。
「大きい魚を釣った」より「50cmの魚を釣った」の方が
相手と同じ魚がイメージできる。
そんな難しい話ではないのです。
ただ,一つ外してはいけないポイントがあると思っています。
「論理」と「数字」は,手段であること。
時に正論は,強い力でもって相手を追い詰めることがあります。
目的は,同じ景色が見たい,ということだったはず。
同じ景色を見る相手のことをどれだけ考えて,
言葉を選ぶかが大切です。
正しいかどうかではなく,やさしいかどうか。
~論理だけでは,人は動かない~
私がお世話になっている,ビジネス数学の師匠深沢真太郎先生の言葉です。
論理の話をするときには,いつも申し添えている大好きな言葉を
今回の研修の最後にもお伝えしました。