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学ぶ・まなぶ・マナブ

「会社を辞めた後,何をしてるんですか?」
と問われたとき,もちろん『仕事』はしているのですが,
それと同じぐらい積極的に取り組んでいるのが『学ぶこと』です。
2020年3月に会社を辞めてから現在までの,3年ちょっとぐらいの間,どんなことを学んだっけ?
ということを,久しぶりに整理・分類してみました。

※「学び」となると日々の色んな出来事からも学んでいるわけですが…ここでは,「学ぶ」ために金銭的な投資が発生しているものを取り上げます。

学びたいことを,学びたいときに,学びたいだけ学ぶ

まず会社を辞めて,すべての時間が自分の制御下になった瞬間,時間がなくてできていなかったけど,学んでみたかったことに,手あたり次第手を出してみました。いずれも断片的にはかじっていたものの,改めて体系的に学びたい,という欲求に素直に従った結果が以下。

①スクラ

1期生募集と退職のタイミングが重なったこともあり,友人からのお誘いで受講。会社員生活の振り返り・棚卸や,育休中の両立に苦労したことの成仏など,ナイスなタイミングで,よい学びに出会えました。「LIFE SHIFT」との出会いもこの講座。また,「学び」に対する考え方もガラリと変わりました。何を学ぶかはもちろん大切なのですが,「誰」と「どのように」学ぶかの大切さを知ったのもこの講座でしあt。フルオンラインで自宅にいながら,同じようなライフステージで同じような悩みを抱える全国各地のみなさんと,対話しながら学びを深められました。学ぶ内容・学び方ともに,今の私の1丁目1番地です。1期生の皆さんとは,いまだにオンラインやリアルでも交流が続いています。

https://schoola.jp/

②慶應義塾大学通信教育課程 経済学部

おカネの動きに興味があり,経済の仕組みを知りたくて入学。会社を辞めて,自分の中で一番の鳴り物入りの学びだったのでした。しかし,スクラと違って,学びが孤独すぎてモチベーションと集中力が維持できていません。目的と手段があってなかったのかも…と,継続するかどうかを逡巡中。

https://www.tsushin.keio.ac.jp/

③外見ブランディング講座

自分をリブランディングしたいという気持ちもあり,ファッションコーディネートでお世話になっている長谷川加奈さんから,改めて体系的にファッションを学びました。魚を釣ってもらうのではなく,釣り方を教えてもらおうと。コーディネート100本ノックとして,毎日コーディネートを送って,フィードバックを受けましたが,頭の中のイメージと,鏡に映る自分の乖離に頭を抱える日々。ファッションにおいては主観と客観の両方の視点が大切,そしてやっぱり「センス」ってあるな~と痛感。

https://kanahasegawa.net/

④国家資格キャリアコンサルタント

自分自身の会社員生活を振り返った時に,キャリアって結局自分がどう生きたいかを考え,実現に向けて動くことだよなと。キャリアについて体系的に学び,実践力をつけ,女性のキャリア,特に中高大の若い世代に早めに伝えていきたいという思いが強くなり,国家資格キャリアコンサルタントにチャレンジしました。今のお仕事で,非常に役立っている資格の1つです。
https://www.career-cc.org/

⑤ライフオーガナイザー

もともと片付けや整理整頓は大好き(※掃除はそうでもない)。ワーママはるさんのVoicyで知り,自分の思考特性に合わせた片付け方を学べるということで受講しました。片付け方はもちろんですが,面白かったのは利き脳の話。右脳,左脳でいったら何となく左脳かなぁと思っていましたが,インプット,アウトプットそれぞれに特性があるようで,私の場合,インプット:左脳,アウトプット:右脳でした。確かに,体系的に学ぶのは好きだけど,行動に移すときはやっちゃえ系。自分的にはしっくりきました。
https://jalo.jp/

⑥数秘術

実は占いが好きで,大学で数学を学ぶことを選んだ理由の1つに,トランプ占いで両想い💛と出る確率の計算をしてみたいというヨコシマな気持ちもありました。同じ占いでも,数学好きらしく「数」を用いたものを選んでみました。
印象的だったのは,次の言葉。
「占いは信じるものではない,天気予報と同じ。仮に雨と予報が出たとき,家に閉じこもるのか,傘を持って出かけるのかを判断するのは自分。」
この言葉,妙に納得させられました。

⑦英会話

海外旅行に行っても困らない程度に英語が話せるようになりたいことから,オンライン英会話を受講しました。毎日25分,海外旅行に行っている気分で楽しいひと時でした。英語が話せることは大事なのですが,そもそもの話のネタがないと会話が続かない。「今日はどんな日だった?」と聞かれて,英語で答える前に,日本語でもどんな日だったか説明できないことがありました。いかにぼーっと過ごしていたのか…。英会話の前に,会話が大事。当たり前の気付きです。

海外旅行に行く機会がしばらく遠そうなことに加え,仕事も忙しくなってきたことから,受講をはじめて2年のタイミングで,しばらくお休みする決意をしました。

他にも単発の講座など気になったものがあれば,時間が許す限り参加していました。

ここまでの気付き

手当たり次第学んだ2020年4月からの1年間を振り返ると,

1)まず「学びたい」という気持ちからスタートしているので,学びが楽しくて豊かな時間でした。「学ぶ」ことで,自分の中に知らなかった選択肢が増えていく手応えが面白い。
…カードゲームで例えるなら,手札がどんどん増えていっているという感覚です。

2)そして私は,自分にとって役に立つと思った学びは,人に教えたくなるたちです。
…「この手札,めっちゃ使えるから使ってみ!」

3)その中でも,私が教えるからこそ価値が出せるのかどうか,つまり,私の中を「学び」がくぐることで付加価値が付くかどうかという基準で,「学び」が仕分けていました。
…手元にたくさんある手札。この手札の使い方を誰かに説明するときに,私ならではの経験談や実感を添えることができるかどうか。「この手札めっちゃ使えるんよ。実際に私が両立で悶絶してた時に,この手札があれば…」

3)の仕分けを経たことで,次のステージではどういった学びにフォーカスしていったらいいのか,方向性のアタリを付けることができました。手当たり次第期から,次の実験期へのステージチェンジです。(続く)

ちなみに余談です。手当たり次第と言っていますが,投資金額の上限は決めてました。

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