夏休みが始まりました。
小学生の娘は引き続き,朝から学童保育に通っているので,
生活時間帯には変化はないのですが,
一つだけ大きな違いがあります。それは,
毎朝弁当が必要であるということ。
会社員時代に,小学校のお子さんのいる同僚からも,
「毎朝の弁当が憂鬱だわ~」
という話は聞いていたが,3回目の夏休みを迎えても相変わらず憂鬱です。
とはいえ,弁当を作るということには変わりがないので…
せっかくの機会にw,この憂鬱を分解してみました。
「いつもより朝が慌ただしくなる」という点が1つ。
ただ,ゆうても20~30分を余分に確保するだけですし,
朝ごはん作りと並行作業になるので,重複する作業は圧縮できる。
(しかも,最近暑くて朝走る気がしないので…その時間も供出できる。)
どうやら,こちらはそんな大きな問題ではなさそう。
「何を入れるか悩ましい」
どうやらこちらの方が,私に重い影を落としているようです。
もともとお料理が好きではない私。
その理由の1つが,メニューを考えることの煩雑さにあります。
お弁当は,お料理よりもさらに条件設定が追加されます。
【私が弁当を作るときの条件設定】
- 箱を埋め尽くさなければならない
- 炭水化物,タンパク質,お野菜は何か1つずつ入れなければならない
- 色のバランスを気にしないといけない(特に緑)
- 汁気が多いものは回避しないといけない
- 卵料理は1つ入れる
- 冷凍食品は2種類まで
- 1つは,朝に加熱調理をするものを入れる
- 晩御飯のおかずで流用できるとベター
- 昨日と全く同じ内容は避ける
- 完成したら,娘にレビューする…以前「弁当が茶色い」とのクレームをもらったことがある
改めて書き下していると…その「ねばならない」ルールを決めたのは誰なんだ(;^ω^)…
結局は,自分の「弁当かくあるべし」という条件設定が,この問題を解きづらくしているのではないかと。
目的は,「学童のランチタイムに娘がお友達と楽しく食事をし,お腹が満たされること」と考えたら…解除できる条件設定もあるのではないか。
一方で,フリーダムで考えるよりも,
卵料理1つ/冷凍食品1~2品/緑のモノを入れる
と制約条件があることで,選択肢が狭まり,ある程度の方向性が定まるというメリットもあります。
…よいデザインは制約の中から生まれる,と聞いたこともあります。
卵を入れ,冷凍食品を入れ…残った弁当の隙間を埋める時に,「ねばならない」という思い込みを手放せばいいのです。
どうだろ…明日から,少しは憂鬱が減るかしら!?