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山陽新聞連載Vol.7 つながりは力を増幅する

山陽新聞で連載を担当しているコラム「一日一題」、今回は第7回目の記事が掲載されましたのでご紹介します。いよいよ最終回となりました!最後までお楽しみいただければ幸いです^^

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つながりは力を増幅する

「つながりが大切」と聞いて、違和感を持つ人は少ないかもしれません。しかし、つながりを力に変えるためには、意識したいポイントがあると感じています。一つは、自分とは少し異なる立場の人とつながること。「半分同じで、半分違う」という適度な距離感の関係です。もう一つは、つながる相手に対して、自分が提供できるものは何かを考えることです。

その重要性を実感している活動の一つが「WePRO(ウィープロ)」です。女性たちが経験や知恵を共有し支え合う文化「シスターフッド」を岡山に根づかせたい。そんな志を同じくする、産学官金言士の多様なメンバーが組織の壁を越えて活動しています。実際に、メンバーそれぞれの経験や人脈を持ち寄ることで、フォーラムや勉強会が形になりました。誰か一人では呼べなかった登壇者、出せなかった問い、届かなかった参加者に、つながりの力で届くようになっていったのです。

家族や親友、職場の仲間とは違う、少し距離のある関係を「弱い紐帯(ちゅうたい ウイーク・タイズ)」と呼びます。近すぎない関係だからこそ、知らなかった情報や客観的な視点が入ってくる。私にとってWePROは、まさに新しい風を感じる源泉です。

つながりは、相手から何かを得るためだけのものではありません。関係の中で、まず自分に何ができるのかを考える。自分の引き出しにある知識や経験、スキル、人脈を共有する。そうすると他の人の引き出しも開かれ、チームで選べるものが増えていきます。

また時につながりは、足し算ではなく、掛け算になります。一人では小さな力でも、誰かの意思と重なれば、新しい企画や仕事、社会への働きかけに広がっていくのです。

学びは自分の選択肢を増やし、つながりはその選択肢を現実に近づけてくれます。あなたは今、どんな人とつながっていますか。そのつながりの中で、あなたが手渡せるものは何でしょうか。

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今回の第7回では、「つながりは力を増幅する」というテーマで書きました。
WePROの始まりは、最初から大きな計画があったわけではありません。
「このままだと岡山、ちょっとまずいかも…」というモヤモヤを抱えた女性たちが、まずは集まったのが出発点です。
話してみると、「そうだよね、ウチも同じ」と共感できることもあれば、「それはウチ独特の文化かも」と違いに気づくこともありました。まさに、半分同じで、半分違う関係です。
そこから、まずはメンバー同士で事例を共有することから始まり、次第に外部の方を招いて学ぶようになりました。すると今度は、「これを自分たちだけの学びにするのはもったいない」「他の人にも聞いてもらえる機会にしよう」「どうせなら岡山のキーマンにも聞いてほしい」と、どんどん話が大きくなっていきました。
気づけば、150名の方が第1回WePROフォーラムに参加くださり、知事や企業経営者、金融機関、マスコミにも声が届く場となりました。
それぞれが持っている知識や経験、人脈を持ち寄った結果、一人では到底できなかったことが形になっていきました。

≪WePROとは👇≫
https://www.sanyonews.jp/article/1711659

≪形になった第1回フォーラムの様子はコチラ👇≫
https://www.sanyonews.jp/article/1711419

さらに、フォーラムに登壇くださった方が他県でWePROについて語ってくださり、WePROが岡山の外ともつながる機会へと広がっていきました。

≪関西万博での様子はコチラ👇≫
https://www.sanyonews.jp/article/1757216

つながれば、やればできるじゃん、ワタシたち。
――そんな手応えを感じた経験でもありました。
本文では書ききれませんでしたが、WePROは私にとって、つながりが“掛け算”になることを実感させてくれる場です。

最後に、4月から全7回にわたってお付き合いいただき、ありがとうございました。50歳という節目に、これまでの経験を振り返りながら言葉にする機会をいただけたことは、私にとっても大きな学びでした。毎回、限られた文字数の中で「何を伝えるか」に悩みながら書いてきましたが、読んでくださる方がいることが、とても励みになりました。この連載が、どなたかにとって「自分のこれから」を考える小さなきっかけになっていたらうれしいです。

改めまして、このような機会をくださった山陽新聞社の皆さま、そして読んでくださった皆さま、ありがとうございました。

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