山陽新聞で連載を担当しているコラム「一日一題」、今回は第6回目の記事が掲載されましたのでご紹介します。今回のブログ限定小話は、いつもよりボリューミーです^^ 併せてお楽しみくださいね!
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人生を整理する時間
岡山イノベーションスクールでの学びを通して、自分にとって大切なことや強みが見えてきました。一方で、今の会社で定年まで働き続ける未来を想像すると、どこかしっくりこない感じがありました。
ただ、会社を辞める選択は不安だらけです。会社の仕事にはやりがいもあり、環境にも恵まれている。そこを手放してまで得たい未来は何なのか。収入はどうするのか。家族の理解は得られるのか。
そこで、不安を一つずつ分けて考えてみました。10年後どんな自分でありたいか、夫や両親は何を心配しているのか、貯金のゆとりはどれくらいか、もしうまくいかなかった時にどんな選択肢があるのか。漠然とした不安を整理すると、「何となく怖い」という感情が、具体的な課題に変わっていきました。
熟考の末、会社を離れ「キャリアの夏休み」を取ることにしました。期間は2年間。用途を決めず、自分を整理し直す時間に充てたのです。単なる休みではなく、未来への投資期間です。
最初の1年は、とにかく気になることを試しました。キャリアコンサルティングやビジネス数学、整理収納、占いなど。忙しさを理由に後回しにしていた学びに、好奇心の赴くまま手当たり次第取り組みました。
2年目は、1年目の学びを外へ出してみました。セミナーの登壇やキャリア相談など、人前で話す機会をいただく中で、自分の経験を生かしながら「楽しくはたらく人を増やしたい」という思いが、活動の軸として立ち上がりました。
振り返ってみると、この2年間は、人生のハンドルを握り直す時間でした。取り入れるもの、手放すものを取捨選択し、これからの行き先や進み方を確かめる。そんな機会になったのだと思います。
あなたにも、一度立ち止まって整理してみたいことはありませんか。
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メイキングエピソード:
「キャリアの夏休み」の2年間は、私の人生においてなくてはならない期間です。紙面の文字数では、とても書ききれません…。ということで、今回のメイキングは、いつもより少し盛りだくさんです(笑)。「キャリアの夏休み」の中身にご興味ある方は、過去のnote記事もあわせてご覧ください。
1年目は本当に手当たり次第でした。育休スクラ、キャリアコンサルタント養成講座、ビジネス数学、ライフオーガナイザー、数秘術、外見ブランディング。さらに、経済を学びたいと思って通信制大学にも入学していました。自分でも「どこへ向かっているんだろう」と思うほどです(笑)。
≪何を学んだかの全容はコチラ👇≫
https://note.com/kanopeko0325/n/n1267f06df9ff
でも、やってみたからこそ分かったことがあります。自分の中に取り込めば満足する学びと、誰かに伝えたくなる学びは違う、ということです。
≪学んでどうだったのか…はコチラ👇≫
https://note.com/kanopeko0325/n/n10035ab26e4d
2年目に通信制高校で数学を教えた時も、ただ知識を伝えるだけでは足りないと感じました。私の経験や視点を通すことで、数学が少し食べやすくなる。私の身体を通ることで、学びの価値が増幅する感覚がありました。
≪数学愛がまた出ちゃった…はコチラ👇≫
https://note.com/kanopeko0325/n/nf350174175d5
キャリアの夏休みは、頭の中で考えるだけでなく、小さく実験を重ねる時間でした。やってみて、取捨選択し、必要なら軌道修正する。その繰り返しの中で、次の仕事の種が少しずつ見えてきたのだと思います。
余談ですが、今回分かりやすく「キャリアの夏休み」と書いたこの時間を、私は普段「サバティカルタイム」と呼んでいます。この過ごし方に興味を持っていただき、以前、日経クロスウーマンさんに取材していただきました。会社を辞めて2年間のサバティカルタイムを取り、その後Canokoto設立につながった経緯を取り上げていただいた記事です。
≪日経クロスウーマンの記事…はコチラ👇≫
https://woman.nikkei.com/atcl/aria/feature/19/052500133/060100001
コロナ禍というタイミングも重なり、当時は必死でしたが、振り返るとなかなか面白い人生実験だったなと思います。





