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「私ファーストDAY in岡山」で見えたもの

こんにちは、Canokotoスタッフのチカコです。

先日、実績紹介にも掲載している
第1回「私ファーストDAY in 岡山」」のイベントに参加してきました。

「女性が自分のことを後回しにせず、
自分の心や体、そしてこれからのキャリアについて、
もう一度主役として考えよう」
そんな願いが込められた、特別な一日でした。

午前中は、オンラインで全国とつながり、
さまざまな分野で道を切り拓く方々のお話をじっくりと聴きました。

その中で、今も心に残っていることがあります。

それは、社会における女性の活躍を経済の視点で見ると、
すべての人の自分ごとになる、ということでした。

ある登壇者の方が、地域の「ジェンダーギャップ指数」をもとに
お話しをされていました。

日本において、企業の幹部や役員に女性が就いているケースの多くは、
家業を継いだり、あるいは予期せぬ形で 役割を引き継いだりした背景が多いのだそうです。

そうではなく、一歩一歩、自分の足で組織の階段を上り、幹部へと至った女性。
ある製造業で活躍する女性の事例が紹介されていましたが、
そうした歩みを持つ人は、 今の日本において、まだほんの、ひと握りです。

なぜ、変わらないのだろう?
なぜ、どこかでブレーキがかかってしまうのだろう?

私たちはつい、家庭の役割分担や、これまでの慣習といった、
「見えない壁」を理由に考えてしまいます。

けれど、その方が提示してくれたのは、別の視点でした。

それは、 「経済成長の視点で捉える」ということでした。

感情や伝統の枠組みで女性の社会での活躍を捉えてしまうと、
議論は平行線をたどることが多くなってしまいますが、
人口が減少していくこの国において、
眠っている可能性(女性の力)を引き出すことは、
そのまま、国全体の豊かさに直結します。

制度を調え、誰もが力を発揮できるようにすれば、
この社会の経済は、もっと活き活きと動きだす。

そう捉え直したとき、
とても合理的で、誰にとっても「自分ごと」としての
建設的な解決策へと変わります。

そんな考え方もできるのでは、というお話が印象深かったです。

私たちは、目の前の課題を
〝一つのレンズ〟だけで見つめがちです。

けれど、世界を映すレンズを 少しだけ、違う角度にしてみる。
問題だと思っていたことは、 視点を変えたら、
豊かな可能性に変わるのです。

もう一つ、私の心に深く響いたお話がありました。

それは、 緊急避妊薬を薬局で手に入れられるよう、
制度を調えるために活動されてきた女性の言葉でした。

望まない妊娠に対して、早い段階で対処できる選択肢があること。
それは、女性の心と体を守るための、 本当に大切な救済となります。

けれど、その登壇者の方がそれ以上に語られていた
大切なことは、「予防教育」に力を入れるということ。

そもそも、私たちの体はどのように新しい命を宿すのか。
それを望まないならば、どうやって防ぐのか。
そして、もしもの可能性に直面したとき、まず何ができるのか。

そうした知識や情報を、若い世代へ事前に伝えておくこと。
そして一人一人がしっかり考えること。
その活動こそが、本当に人を守ることにつながるのだと、
語られており、私もとても共感しました。

起きてしまったことに対して、後から手を差し伸べる。
その救済はもちろん重要で、なくてはならないものです。

けれど、それと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのは、
「そもそも困らないように、自分で自分を守るにはどうするべきか?」を、
考えておくことなのだと思いました。

午後の会場には、さまざまな専門知識を持つ方々のブースが並び、 活気に満ちていました。

私は、ファイナンシャルプランナーの方の講座でお金について学び、
女性の体を支えるフェムテックの商品に触れ、
漢方の先生のお話を聴きながら、身体を整える薬草茶を購入しました。

お金に困ったから、どうしよう。
体調を崩してしまったから、どうしよう。

そうなってから慌てるのではなく、
日々の暮らしの中で、自分の心と体をいつもケアしておくこと。
健やかに生きるための知恵を、あらかじめ知っておくこと。
それこそが、いつでも頑張る「私」に必要な、
いちばん優しい方法なのだと感じました。

私たちは日々の忙しさの中で、 どうしても
「問題が起きてから」対処することに エネルギーを奪われてしまいがちです。
けれど、ほんの少しだけ、視点を未来へと向けてみる。
「傷を癒す」より、「 自分を傷つけないための知識を得る」。
そんな風に捉え直すことは、自分自身を大切に扱う「私ファースト」なのだと思いました。

そして、自分だけでなく、周りの一緒に頑張っている女性達や、
次世代の子ども達にも必要なことだと、気づきました。

本当に、学びの多い一日でした。

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